気まま

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【短文】遠い音楽
総→一妄想文です。
今回は左右の時期辺りの設定で書いてます。総士視点。
相変わらずモノローグ祭りですが、楽しんでいただけたら幸いですっ。
会話でこれを成立させたい、なあ。



心臓の音が奏でる、声が謳う。
心地よい音色とリズム。一騎だけの、一騎しか奏でられない音楽。
総士は子供の頃から知っていた。この心地よい音が、リズムが好きだった。だから一つになりたかった。

傷つけられて気付く。一つになる事は、この想いすらもなくなる事に。
この傷が、自分自身の確立。そして、この傷が、一騎との手放したくない唯一の絆。

--------------

「・・・・・っ」
「・・・・・」

お互い、教室の中では関わる事も話す事も最低限以外は無い。関わるとしても、授業の内容等、必ず目的がある。

だけど、こうして教室外で、しかも誰も居ない廊下でばったり出くわすと。
一騎はまるで【今しがた、怪我をさせた相手】に出くわした様な顔をする。

一騎のこの反応はもう何度も何度も何度も見た。だから知っている。でも、何も言わない。
(僕が何か言ってどうなるものでもない。それに、僕の言う事は全て一騎を追い詰めることになる)
けれども、それは、建前。本当は、離したくないだけ。唯一の絆。

総士は一騎の横を通り過ぎる。一騎は目を逸らす。一瞬、彼との距離が近くなる。
子供の頃は常にこの距離だった。彼の呼吸、彼の声、彼の音。
それも、一瞬。通り過ぎると心地よいリズムも離れていく。

後ろから一騎の足音が聞こえ、遠ざかっていった。
子供の頃の記憶が過ぎる。その中の、今はもう聴こえない音色を、いつまでも追いかけていた。
今通り過ぎた相手を追わず、過去に。

end








あとがき(というか考察だったりします)
タイトルはZA●ADAKの曲からです。
聞きながら書いてたら「人の奏でる唯一のリズム」をテーマにして書いてました。

最近一騎視点が多かったので左右辺りの総士視点の総→一を書きたかったので。
総→一も対話を本編までする事がないので、凄くこじれているなあ~と思います。
というか、ずっとこんな感じだったらそりゃあ怖くもなるよなあ~と。

どちらの目線でも、相手の思っている事が自分には一切分からない。怖いし悲しい。それが以前とても好きだった相手ならば余計に。しかも「相手はきっとこう思ってるに違いない」と思うとそれが相手の真実になってしまうし。だから、言葉にするのは大事だなと思ったりしながら書きました。
でもこのこじれ具合も大好きだったりします^^てへ。

では読んでいただけて感謝です!ありがとうございました!相変わらずあとがきが本編みたいな長さですみません!
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