気まま

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【短文】みんなでハロウィン
本日はハロウィン!
という訳で、珍しく季節行事を大事に(笑)ハロウィン話です。
といいつつも、先日のスパークのハロウィンネタを再録です~><;すみません。
肩の力を抜いて楽しんでいただけたら幸いです!



 アルヴィス内の総士の部屋に、一騎・真矢・咲良・剣司・衛、そしてカノンが現れた。
しかもアルヴィス内なのに私服・・・ではないだろう奇怪な服装で。
「お前達…何かあったのか…」
「総士!」一騎がいつにもまして目を輝かせている。
「せーの」真矢が笑いながら。
「お菓子くれないと」先に言い出した剣司。
「いたずらするぞー!」ゴウバインを被った衛が大声で宣言した。
そして真矢が「せーの」と言った意味がない。そんな事よりも、何故ハロウィンなのだろうかという疑問が浮かぶ。行事予定には組み込まれてはいないはずだ。それにこのメンバーがハロウィンを知っていることが疑問だ。
「…なんだこれは」
「え?ハロウィンっていうんだって」と真矢。
「遠見の姉さんが教えてくれたんだ」一騎。
「なるほど」
 予想はついていた。にやりと笑う彼女の顔が浮かぶ。
「数ある中から選んだ、現状の最適な方法のはずだ」
 戸惑う僕を察してか、説明を加えてくれた。それよりもカノンがこの悪戯に加わっていることに驚いた。彼女も「ここに居ること」を、実感として掴みかけている兆候なのかもしれない。今の総士にとっては混乱を増やす材料でしかないのだけれど。
「カノン…。お前まで…しかもその恰好は」
 どうやって用意したのか、オレンジ色のカボチャを顔に被り、黒いカーテンのようなマントを体に巻いている。
「今日のことを言ったら羽佐間容子が用意してくれた。…やはり似合わないか」
「そんなことないよカノン!」
「そうさ!超ッ似合ってるぜ!」
 お祭りのときのようにうんうん頷く二人に今回ばかりは疑問だ。
「総士、お菓子持ってないか?」
「一騎…。いや、残念ながら持ってないが」
 一騎は帽子のような茶碗を頭に乗せて、カノンと同じく黒いカーテンを体に巻いている。
「一騎、聞いていいか。その恰好は…」
「ああ。魔法使い」
「・・・そうか・・・」
 茶碗については聞けなかった。多分、いや絶対帽子ではないだろうが、史彦の作るものはもうよくわからなかった。
「説明したほうがいいかな。一騎くんが魔法使いで、私はドラキュラで、」真矢は歯になにやら尖ったものをつけ、にこりと笑った。マントを羽織り、マントの下は正装だった。
「であたしが幽霊」白いシーツを被り顔の部分だけ穴のあいた咲良が言った。
「僕はゴウバイン!」そのままだ。
「俺は透明人間」といって包帯を体に巻いた剣司がにかっと笑う。そしてカノンは「私は…カボチャ大王らしい」とそのままだった。
「そうか…」総士の返事からは突っ込みを入れる気力も失せていた。
「で皆城くん、お菓子くれないと悪戯するんだけど…」
「だから持ってないといっただろう、他を当たってくれ」
「じゃああんたは悪戯決定だね」
「ごめんな総士」
「何を!あ・・・っこらお前達!!」入り口付近から無理矢理部屋に押し戻され、変な格好をしたお化けもどき達から服を引っ張かされた。
「皆城くん肌綺麗~」「なんかムカつくわね」「これを着せればいいのか」「コラ総士暴れるな…!」口々に好きな事を喋りながら脱がそうとしていく。当人は必死に暴れているという中で。
「無理だ…!一騎離せ…っ!お前が離せば逃げれるんだ!」一番力の強い一騎が丁度起き上がれぬ様に力を掛けていた。
「なんだとー!俺達の力見せてやる!衛!」
「ゴウバインだ!うぉりやあああ!」
ともう何が何やらわからない状態で結局拘束され、「悪戯」をされた。

------------------------

「ふぅ…出来た」散々暴れられて皆少し疲弊していた。
「悪戯」をされた総士は皆に囲まれている。その姿に、「似合うな」とカノン。
「カノン、真顔で言っちゃ…」と真矢。
「似合い過ぎて恐いな」
「うん……」
 皆、先程までの悪乗りは何処へやら、すっかり総士の姿に息を呑んでいた。
総士の姿は、「悪戯」という名の着替えだった。何を着せられたかというと、《女性用のアルヴィス制服》だった。爪先から頭の天辺まで、女性と見間違う程の出来栄えだった。
着替え後から黙って呆然と見ていた一騎がようやく口を開く。
「総士お前・・・。本当に似合うぞ」
「一騎・・・。お前達・・・覚えてろよ」
 明らかに怒りの空気が発せられたので、真矢が総士の手を取った。「皆城くん、次行こっ!」
「遠見、僕はもう充分悪戯されたぞ!」
文句も空しく、真矢に手を取られ引きずられる総士。その隣で、一騎が笑ってこう言った。
「総士も、今度は悪戯側に回るんだ」
「さー次はCDCね!」
「「おー!」」「お、おー!」
 要の掛け声に反応するゴウバインと透明人間、そして遅れてカボチャカノン。
「まさか、僕は・・・この恰好のままか」
「そうだけど?」
 何食わぬ顔で返事をする一騎。何より心中を察してくれないことに矛先を向けることにした。
「今日の夜、僕の部屋に来い。命令だからな」
「・・・?ああ」
 心中を一切察してくれない一騎。絶対分かっている癖に連れ出す真矢。
ずるずるアルヴィス内を引きずられている途中で。
「似合ってるよ、総士」皆の歩く後ろから、声がした。
「乙姫」
にこりと笑ってこちらを見ていた。
「皆と一緒に、かけがえのない時間を過ごしてね、総士」
「・・・あぁ」
「CDCで待ってるから」
そうして、乙姫は視界から消えた。きっと乙姫は、CDCで大人達が口を半開きにして、ポカーンとしている中。突然現れて、皆の中に加わるだろう。そんなハロウィンも、まあいいか。総士が引き摺られながら想いを巡らせる。そんな中、CDCに辿り着く。
「せーのっ」
『ハッピーハロウィン!』


end


-----------

あとがき
この後に女装総一えろを書いてたりしますが、ここでは割愛!><
あ、このメンバーでハロウィンまで居られないとかは気にしちゃいけません(←
パロディです!(真顔)では、楽しんでいただけたら幸いです♪
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