気まま

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【短文】奇跡は、空へと、星へと
♪Miracles may いとうかなこ

聴きながら書きました。
本当にこの歌詞が鮒にぴったりで、今回オマージュしています。すすすみません。
オマージュと言える程練ってはいませんが、奇跡が起きますように、という願いを込めて。
内容は一騎と総士です。






夢を、見ていた。夢だと分かる、夢。

学校へ行く途中、「衛」と偶然会ったので、一緒に登校した。
下駄箱で靴を履き替えている時に、「羽佐間」と遠見、「甲洋」に「おはよう」と言われた。
教室で「咲良」と剣司が喋っていた。「衛」はその輪の中へと入っていく。
「総士」が教室で本を読んでいた。俺は、「総士」に声を掛ける。「おはよう」と、自然に。当たり前のように。

求めていた、平凡で穏やかで幸せな時間。いつまでも、見続けていたい、夢。

夢だと分かる夢。時が逆(さか)戻る。幼い総士。その隣に俺は居た。
夕焼け、家に帰る時間のチャイム。昼と夜の狭間。公園で、一番星を探して空を見上げる総士と俺。
希望の一番星。掴むことの出来ない、奇跡。俺はどうしても、一番星を掴みたくて、暗闇に飲まれていく空へ手を伸ばす。
どうしても、その奇跡が欲しかった。夢の中で、必至に必死に手を伸ばす。涙が溢れる。

「一騎」

総士の方を向くと、総士は滑り台の上に登っていた。そして、下に居る俺に、手を差し伸べる。
その手を、取る。温かい、ぬくもり。総士の。

「総士……」
「泣くな、一騎。ほら」

総士に連れられて、滑り台てっ辺。狭い場所に二人で立つ。手を繋いだまま、総士は。

「星は取れないけど、こんなに近ければ、願いは、届くかもしれない」

そう、言った。
涙も、苦しみも、悲しみも、悔しさも、総士の言葉が、持っていってくれた。

願いは、希望は、空へと、星へと、届くかもしれない。
もしかしたら、奇跡は、ここにあるのかもしれない。
総士が、帰ってきますように。
幼い総士の手をぎゅっと握った。離れないように。離さないように。

「総士」

end


あとがき
余談ですが、この夢を見てる時、傍には操が居る設定になってます。彼が奇跡だったら。
この辺りも今後ちまちま短文に出来たらなあ、と。
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