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【短文】女装注意な総一
こんばんは!映画鮒とは全く関係なく、短文アップです。
今回はついったー内での事なのですが、けのさんとゆかりさんとのパスの応酬の結果。
「女装総一」のお題で書いた短文です。お二人のイラストをmgmgしまくった結果生まれたものなので、是非お二人のイラストも見て楽しんでいただけたらなあと思います。動作や仕草は絵から引用したものなので。
本当にもえすぎて涎が止まりません。
お二人も清書アップしてくれる事を信じて(笑)

そんな訳で、女装注意な総一短文です。



「これ、短くないか」
「サイズは僕らの身長に合わせてある筈だ」
「これ、新品だよな」
「当たり前だろう!」
「いや、誰かのだったら」
「それ以上言うな」
自分たちと逆の制服をおぼつかない動作で身につけている二人。
「これで、いいのかな」
「あぁ、いい筈だ」

そうして二人並んで。借りてきた姿鏡の前に立つ。
細長く、「二人並んで」では入らないので、総士が少し後ろに下がった。
一騎は自分の姿を茫然と見ている。
「何か……気持ち悪いな」自身のとんでもない格好から目が離せないでいる。
「だから、分かってた事だろう」
「だって、総士は似合いそうだったから、つい」
そもそもこうして二人が女性の制服を着ている理由は至極単純な意見の食い違いだった訳で。


アルヴィス内、総士の部屋にて。仕事をしている総士の髪を遊びながらぼんやりと一騎。
「総士って、この髪の長さだと、女の子の服着ても違和感なさそうだよな」
冗談ともとれるその類の発言に慣れていた総士は「髪が長いから似合うとは限らないだろう」と一蹴したつもりだった。
「え、でも、似合うと思うけどなあ」と髪から手を離して総士を見つめる。
「似合わない。断言してもいい」
「着た事あるのかよ」
「ないが…」
「じゃあ、着てみたら似合うかもしれないだろ」
「だから、男が着て似合うものではないだろう」
「だから、女の子みたいな髪型してるから似合うかもしれないだろ」
以下堂々巡りの末に、「一回だけ、な!」という最早ただの興味本位な押しに耐えられず、了承したのだった。
そして、一騎は当然女性ものの服を持っておらず。
「遠見に言ったら貸してくれるかなあ…スカート」という呟きを慌てて止め。
自身の立場を利用してこっそり女性用アルヴィス制服を拝借したという、経緯だった。


「何で俺まで……」鏡で自身を見ながらかれこれ数度めの同じ発言を繰り返す一騎。
「何で僕だけが着なきゃいけないんだ」そして同じ反論をする総士。
「だって俺は髪短いし……男顔だし」
「そんな事はないぞ、ほら」
一騎の真後に立ち、肩を掴んで鏡の真ん中に一騎を寄せる。
「意外と似合うものなんだな」総士自身も意外だというように鏡の中の一騎を見つめる。
「いや、気持ち悪いだろ」
「それは自分だからじゃないのか」
と言って後ろから一騎の手を取り指を絡めて握りしめる。
スカートに身を包んだ腰に手を当て、再び鏡を見る。
「な、何するんだよ…!」
「いや、こうしたらしっくりくるかと思って」
「来ないだろ…」といいつつ鏡を見る。
総士に手を繋がれ後ろから腰を掴まれている自分自身の間の抜けた、少し赤い顔。
「……変な気分になるだろ!」
慌てて手を振りほどいて総士の方へ向き直る。
向き直ると、総士自身のあまりの似合いっぷりが目に入る。
「……っもう鏡見れないよ、俺」
急に落ち込んだ一騎に全く頓着しないで、総士は「いや、本当に似合ってるぞ」と言う。
そして再び鏡に向き直らせようとする総士。
反抗する勢いで「総士の方が……!」と思いっきりベッドへ向けて総士の肩を押す。
思わぬ方向へ力を加えられたせいで、声を上げて背中からベッドへ倒れる。
足がズボン時のように開かないので倒れる動き自体がおぼつかなかった。
まるで、本当に女性が倒れる時はこんな感じなのか、という想像をしてしまった。
「何するんだ、いきなり……っ」
総士がベッドに倒れ反論しようとするのを気にせずに上に被さる一騎。
「こ、こら一騎」
「総士だって似合ってるよ」
被さったのは総士の制服姿をまじまじと見るためだったようだ。
一騎に磔にされているような状態の総士。
右足と左足の間には一騎の膝が入っていて身動きが取れない。
その膝がスカートに少しかかっているせいで捲れそうだった。
「一騎、足の位置」
「え?あ……」
と、捲れそうなのを目で確認して少し退こうとしたが、すぐに元の位置に戻った。
「何でだ一騎……」
「いや、だって、ほら」
と鏡の方を見る。
ちょうど倒れている位置が鏡に映っていた。
「似合うだろ、総士」
総士自身は一騎に押し倒されているような、今から服を脱がされそうな磔状態で。
一騎の女装はとても似合っていて。スカートがとにかく気になって。
「一騎……お前も十分、似合ってるぞ」と一言言うだけで精いっぱいだった。
総士自身は自分の姿よりも一騎の女装に対して言ったのだが、一騎にとってはようやく言質を取れて満足気な表情をしていた。そして、興味が別の、総士のベッドに広がった髪に向い、触れようと手を伸ばす。
その瞬間、手を伸ばしたからか、膝が更にスカートに割り込んでくる。
慌てて「もう降りろ!」と叫びながら、総士は溜息をついた。


降りた途端に、総士と同じ目に合う一騎がそこに居た。


end



あとがき
突発にも程がある感じの描写ですみません…!
とにかく動作やシチュエーションがときめきだったのでそれだけでも表せていたら幸いです。
という妄想でした。女装×女装は通常より動きにくい感じや、感覚がマヒしそうな心理描写に至るのがとてもときめきです。
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